人と会うのが嫌になった

この人なら信頼出来る、裏切らないとずっと信じていた人から騙されたり、足を引っ張られたり、裏切られたりすることはよくあることで、世の中を渡っていくという事は人と人との騙し合いというのが現実なのです。

しかし裏切られた法としては、相手に対する恨みの気持ちばかりが心の中を支配して、素直に人を信じると言うことが全く出来なくなってしまいます。

「正直者が馬鹿を見る」とはよく言ったもので、正直に生きている人が出世するのではなくて、お世辞のうまい二枚舌の世渡り上手な人が出世して幸せそうにしているのです。

正直者が正しく評価されない世の中では人と会うのさえ嫌になってしまい、また騙されるのか、また嫌な目に遭うのかという疑心暗鬼の心に支配されてしまいます。

しかしながら世渡り上手の人であっても真の意味で幸せかと言えば違うもので、人を騙すように人は必ず人に騙されることになるのですし、自分の地位を守るために常に怯えているのです。

正直な人には正直な人との御縁が必ずあるもので、本当に信頼できる人が一人でも居れば良いのです。